鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」
”顧客のために”ではなく、”顧客の立場”になって考えるというのは重要なことだ。さらには”顧客の声”を聞くということでもない。つまり、セブン・イレブンはイノベーション企業であるということがよくわかった。
そして鈴木さんはイノベータだということだ。(もしかしてビジョナリー?アルファギーク?)
鈴木さんは仮説・検証を推奨する。この仮説を自分に問うことが必要だという。”顧客の声”ではなく、日々の変化を”動体視力”で捉えて、仮説を立案して、それを実践する。これこそはイノベーションの初期段階といえる。
本書は著者が鈴木さんの話をまとめた本なので、鈴木色がやや弱いと感じるが、鈴木さんの考えを知るにはよい導入本だ。また鈴木さんはこの本に書いてあることを
何年も言いつづけているので、ある意味これ以上もこれ以下もないという印象である。私は鈴木さんの本を以前読んでいて、言っていることは知っていて、
あまり得るところがなかったので、星3つ。★★★☆☆
でも、最近ちょっと忘れかけていたところだったので、この出版によって思い出させてくれてありがとうございました。
# ソフトウェアエンジニアでありながら、流通に興味が行くのは、父親のおかげ。ありがとう。
・私の友人が言っていました。「俺が買うならこの製品に10万は出さないね。」
自分自身が顧客の立場に立つという発想ですね。
・メタ認知。自分を客観視すること。なるほどね。確かに、今の顧客先の立場で私を見たときに、それが評価できる働きをしているかどうか。・・・。もう少し頑張りますね。w
・
【鈴木流起業論6】業績の伸びには必ず「爆発点」がある。
これまで経験したことがなく、しかも、ケガをすることなく着地できるだろうと自分なりに読んで飛び降りるなら、それは挑戦と言えます。
自分の中で可能性が六~七割出てきたときには挑戦すべきです。
どうやら今は十分に挑戦すべきタイミングだと思う。ハッとさせられました。
鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く!」-セブンーイレブン流「脱常識の仕事術」
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勝見 明
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