Start.comとGadgets
Sep 8, 2005のエントリにも書きましたが、Sep 15, 2005にStart Developer Centerがオープンしました。ちょうどPDCに行かれている吉松さんのMy first Startletというエントリでも登場しておりますね。
早速試してみました。
Start.comにアクセスすると、Gadgetと呼ばれるDHTMLベースのコンポーネントがいくつか張り付いています。最初はニュースとか天気とかあるわけです。で、検索窓で検索した結果やRSSフィードなどもGadgetとしておいておくことができます。自分のデスクトップにアイコンがたくさんあるのと同じように、Gadgetをたくさん張り付けることができるわけです。
さてこの度Gadgetを自分で作ることが出来るということが公開されました。JavaScriptとXML(RSS)を使うと自分のGadgetを作ることが出来ます。さらにURLでGadgetを追加するので、様々な
Start.com/pdcにあるGetting Startedを参考にしながら、Sample Codeを利用してみました。
Getting StartedのページにはOpen IIS Manager
と書いてあるのですが、私はApacheを使いました。普通にウェブコンテンツを公開するのと同じなので、Apacheのhtdocsの下にSample Codeをまず置きました。
次に、IEの信頼済みサイトゾーンにhttp://www.start.com/を追加します。(外部のhttpsでもないサイトに信頼済みとするのは、何か嫌な感じがするんですけどね。w)
そして、Start.com/pdcでAdd Contents Gadgetかロゴから出てくるメニューでAdd ContentsよりGadgetを登録します。登録するには、http://localhost/Start/Samples/Hello/Hello.xmlといった具合にURLを指定します。
登録が完了すれば、目出度くロゴから出てくるメニューのMy WebにHelloとかTicking Clockだとか出てきますので、それを選択すればGadgetが張り付けられるのです。(何かJavaScriptエラーとかなってしまって、コンテンツそのものが見られず残念なのですが。)
ともあれ、Sample GadgetsをBoing Boingと並べてみたりするわけでつ。
JavaScript、XMLで表現するあたりが敷居の低さを感じさせます。時代の潮流ですね。これらはmicrosoftのフレームワーク「atlas」が利用されている模様。これからの動きを見ていきたいですね。もうちょっとGadgetを作るための情報を公開してもらいたいかなぁ。
Gadgetに関する詳しい情報まとめ
- Start.com Microsoft Gadgets Preview
- Gadgetsを試せる場所
- Sample Code
- Gadgetの簡単なSample.JavaScriptやXML(RSS)、CSSでまとめられている。このSampleのHelloとMyHelloで継承について触れられている。
- Getting Started
- Start.comにGadgetを追加する方法
- Microsoft Gadgets
- Windows Vistaと同様、割といい感じのLook & Feelです。
- Start.com Developer Center
- Start.com 開発者向けリソース
- Atlas Project
- client script framework、atlasの説明があります。
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