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Overview

一般的なイメージとして Kindle はまだ日本で買えないし使えないしみたいな印象がありますが、Kindle にはいくつかの種類があり、そのうち現在は Kindle、Kindle Touch、Kindle Keyboard、Kindle DX は International バージョンがあり、日本から購入することができます。

これまで Kindle Touch は US に住所がある人のみに販売されていたので、日本から購入するには友人にお願いしたり代理店経由したりだったのですが、日本時間で2012年2月3日頃に解禁になったので早速 Amazon.com から直接購入しました。

Transfer

どんな感じで転送されてくるのかって気になるところですよね。次の画像は Amazon.com で見ることができる荷物の配送状況です。

日本時間の 2/3 (土) の午後に Kindle Touch をポチっとして 2/9 (木) の夕方に自宅（神奈川県）に届きました。 送るときには2種類のオプションがありました。通常配送とお急ぎ便みたいな違いですね。早く欲しかったし、500円くらいの違いだったので到着が早い方を選びました。 個人的には日本のアマゾンで何かを購入したときとあまり大差を感じません。迅速に対応していただきました。

Price

Kindle Touch は $139 ですが、その他に配送料金など込みで $160.63 でした。日本円では12,774円でした。レートは79.5円ってところでしたね。安い。Amazon.com では注文時に日本円表示をしてくれましたので助かりました。

Item Subtotal:   $139.00
Shipping & Handling:     $13.98
Total Before Tax:    $152.98
Import Fees Deposit:     $7.65
Shipment Total:  $160.63

Item(s) Subtotal:   JPY 11,054
Shipping & Handling:    JPY 1,112
    -----
Total Before Tax:   JPY 12,774
Estimated Tax To Be Collected:  JPY 0
Import Fees Deposit JPY 608
    -----
Grand Total:    JPY 12,774

Library

Kindle Touch へのデータ転送は、USB 経由と kindle.amazon.com 経由があります。kindle.amazon.com はクラウドな自分の本棚って感じですね。iPhoneアプリの kindle を使っている人ならご存知かもしれませんが、Kindle デバイス以外にも iPhone などのアプリを含めたデバイスを管理しつつ、どのデバイスへデータを転送するかとか管理できます。このサイトへ本のデータを入れるためには今のところメール経由です。@kindle.com なメールアドレスがもらえるのでそのアドレスへ MOBI や PDF のファイルを添付しておくります。 ぼくはメールの添付ファイルで本のデータを送信して Kindle で読んでいます。

昨今は EPUB データが徐々に主流ですが、Kindle Touch では EPUB は読めません。Wikipedia にあるような種類のデータが読めます。EPUB データは calibre などのツールを使えば Kindle が扱える MOBI ファイルを生成してくれるので便利です。それについてはまた今度紹介しますね。 それからデジタル書籍といえば PDF ですが、Kindle Touch はもちろん PDF も読めますがちょっとつらいです。ぼくは PDF も calibre で MOBI ファイルに変換しています。その方が読みやすい。

Tools

おまけ機能としてブラウザがついています。でもモノトーンな画面でウェブブラウジングは面白くないし、まあ、Kindle Touch はウェブブラウジングは不向きです。

それからミュージックプレイヤーもついてます。USB 転送で mp3 を特定のディレクトリに置くと音楽を聴きながら読書できます。でも iPod や iPhone で音楽聴きながら本を読むでしょ？Kindle Touch にはミュージックプレイヤーはいらないです。

Kindle Touch には音声読み上げ機能があります。これは英語学習に便利。O'Reilly の本を音声読み上げでリスニングしながら黙読すると2倍のインプットで捗ります。音声読み上げ機能はとても良い機能です。

Package

iPhone 3G と箱のサイズを比べました。箱が小さくて結構びっくり。

箱の中身は Kindle Touch 本体と USB ケーブル。それとカードサイズの小さい説明書が1枚。とてもシンプル。

自分の名前が Kindle Touch に登録されてるんです。こういう気遣いは好きです。

Conclusion

Kindle Touch は本を読むのに最適化されたすばらしいデバイスです。バックライトがないので暗闇では読めません。おまけ機能でブラウザやミュージックプレイヤーがついていますが、使い勝手はよくありません。でも本を読むデバイスなのでそれで十分なんです。カラーじゃないけど文字を読むものなのでモノトーンでも不自由しません。12,000円くらいで手に入るなら安いと思いました。 iPhone で本を読もうとしながら iPhone は小さいので読書には不向きだったかもしれません。それから他のアプリの誘惑に負けてあんまり本を読むことができなかったのもあります。 Kindle Fire は iPad の対抗馬的に注目されています。でも Kindle Fire では本は読めないだろうな。誘惑が多すぎる。

ってことで Kindle Touch を買ってよかった！