フォントの話
@ITの転職研究室コラム 一歩上いく英文履歴書の書き方、使い方(4)でフォントの歴史やその適正が書かれていた。非常に興味深い内容だったので、引用しておきたい。
欧文フォントには、大きく分けて2種類の書体が用いられます。1つはセリフ(Serif)体、もう1つはサンセリフ(Sans Serif)体です。これらはそれぞれ和文フォントの明朝体とゴシック体に相当するもので、前者の代表的なものにはTimes New RomanやCenturyが、後者の代表的なものにはHelvetica、Arial、Universeがあります。
Centuryで書かれた英文は、欧米人がよく利用するTimes New Romanなどと比べて、洗練されていない印象を与えるうえに、文字をボールドやイタリックにした場合の効果もあまりきれいには出ません。もし、 Centuryを使用して英文履歴書を書いているのであれば、Times New Romanに変えた方がよいでしょう。
Garamondはフランス、Universeはオランダ、Bodoniはイタリアで生また活字が基になっています。
最も古い書体であるブラックレター(Blackletter)体を、ドイツや第2次世界大戦中にドイツの占領下にあった国に見せる文書に使用することはタブーです。
サンセリフの傑作であるFuturaも使えない場合があります。これはFuturaがたまたまナチスドイツで生まれたためです。
欧米のビジネス文書によく使われるのはTimes New Romanです。
サンセリフではArialとHelveticaがよく使用されます。
一般の文書ではHelveticaよりArialの方がよく使用され、ほとんどの欧米人は何も気にせずArialを使っています。
Helveticaを販売する会社に金を払いたくない人間が、Helveticaにソックリなフォントを作ってArialと名付けたという事情があります。そのため欧米人でも日本人でも、デザインを職業にしている人の中にはArialの使用を嫌う人がいます。
ウェブでフォントを使うときに見た目のイメージだけで考えていましたが、それは誤りであることがよくわかりました。標準なものを使うようにして、ユーザからの要らぬ怒りを買わないようにしたいと思います。
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