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15 February 2005

一太郎訴訟問題について

私が尊敬する先輩トッティ氏(仮)は素晴らしいエンジニアだ。あるユーザのプログラム開発において、GUIのフレームワークを構築されたので、「トッティさんすごいですね。この技術は特許ものですよ!」と言ったら「ソフトウェアにおいて特許を取ろうと思わない。会社で特許が取れそうな技術を挙げるように言われているけど、断っている。それはソフトウェアは誰かが作ったものの上にあるものであり、自分がすごいわけではないので。」と。あぁ、またしても感動・尊敬・リスペクトなわけです。そんな話は5~6年前の話でして、それが今、このように浮上してきたことはちょっと驚きでした。
そんな訴訟の翌日、朝日新聞には松下が特許侵害でジャストシステムを訴えた記事の横にはIBMやSunが特許公開へ踏み切るなんていう記事が掲載されていました。何とも対照的な印象でした。
私もソフトウェアに関して特許を申請する気持ちはありません。ソフトウェアはゼロから構築されたわけではなく、過去の資産を積み上げた成果だと思っています。私が作るプログラムは過去の偉人の成果の上に成り立っており、また将来は私の上に誰かが乗っかってくることでしょう。
音楽も同じような流れにあると思います。バッハにリスペクトしたビートルズがあり、ビートルズの上にレディオヘッドがあり、なんていう図式は目に浮かびます。それを端的に表現したのが、サンプリングによる楽曲だと思います。サンプリングしたフレーズに対する知的財産権の訴訟問題もありますけど、それは引用が過ぎた結果であって、やはり何かに影響された、その上に成り立っているのだと思います。それはそれでよいのではないでしょうかね。
特許性のあるソフトウェアはある固有のアルゴリズムだけだと私は考えます。GUI操作などユーザにとってプラスになることは、むしろ公開して推奨してユーザへの還元をしていきたいものですね。PCが当たり前になってきた昨今ですけど、いつまでもユーザの教育に時間を費やすことになります。誰もが理解できるインターフェースはユニバーサルデザインとして生かしていく、啓蒙していく方向が社会貢献のような気がします。

Standing on the shoulder of giants
誰もがそうだと思います。

なんかすっきりした記事。(CNETばかりですいません)

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