ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である
なるほどです。格言ってすばらしい。的を射ていますよね。
本質がどこにあるのか?ということを理解することはとても重要なことで、たいていの場合、売り手側自身が本質を理解していないことが多いです。売り手が「せっかく良い製品なのに・・・」と思う場合、視点がずれているのだと思いますね。
マーケティングの定石として、『顧客の要求を聞くこと』というのがあります。顧客が求めるものは何かをヒアリングし、それを製品/サービスにフィードバックすることで、売り上げ増加につなげようというものです。
顧客の意見をヒアリングすることでも本質がつかめるので、『ドリルを買う人が欲しいのは「穴」である』問題も解決する一つの切り口になると思います。
商売とは、単純な構造で考えれば、買い手がほしいと思うものを売り手が提供してその対価を買い手から売り手に支払うこと、だと思います。とくにこの不況においてはますます買い手がその力を強めています。なので、顧客(買い手)の要求をヒアリングすることはとても重要ですね。
そうそう、ヒアリングといっても、アンケートなどで直接的に聞くことだけがヒアリングではありませんよ。例えばウェブの検索結果の上位にランクしているかどうか?、ブログでどんな風に書かれているか?など、間接的に知ることもできますね。
では、今日はこの辺で。
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