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25 September 2013

YAPC::Asia Tokyo 2013 で LT「オープンソースプロダクトに貢献するということ」を発表しました #yapcasia

9/19, 20, 21 の3日間に開催された YAPC::Asia Tokyo 2013 に行きました。
ブログタイトルにはプレゼンのタイトルが入っていた方がいいってどこかで見たのでタイトル長めです。

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自分の iPhone 4S を iOS7 にアップデートしながらこれを書いています。会場で更新した人が多かったようですが、ぼくは帰宅してからアップデートしてます!

Lightning Talks

Contributing to open source products オープンソース製品に貢献するということ

なぜこの話をしたかったかというと、みんなもっとオープンソース製品に貢献していった方がいいと思うんだけど「コード書けないからできない」って躊躇している人がたくさんいるんじゃないかなあーと思ったので、もっと視野を広く持ってもらいたかったのです。メーリングリストのモデレータとか地味な作業だけど意外と喜ばれたりするわけです。実際にメインの開発者からするとコードに集中したいから些細な問い合わせとかはコミュニティで支えてもらいたいのが本音だと思うんです。でもなかなかそういう仕事をしてくれる人もいないので、細かい部分も含めてメインの開発者が対応していくことになります。ステークホルダーを考えれば切り口はいくらでもあるのでさまざまな形で貢献できますので興味のあるオープンソース製品には積極的に関わっていってもらいたいです。それがぼくのプレゼンの思いでした。誰かに伝わってたらうれしいです。
会場ではほぼ全員がプログラマでうち10%くらいの人が今はオープンソース製品に関わっていないけどできればやってみたいって感じだったので、まあ会場に来ていた人はすでにそのあたりは理解していた感じでしたね。YAPC::Asia の参加者の意識高いわ。
技術評論社の方には上手にまとめていただいて助かりますです。
それとぼくの仕事をサポートしてくれる方、フルタイムでもパートタイムでもお待ちしております。http://www.sixapart.jp/jobs/ こちらへ「重田のブログを見た」「YAPC::Asia で重田の LT を聞いた」「YAPC::Asia で Six Apart のランチセッションを聞いた」とかそういうキーワードがあれば含めていただけると助かります。kazuho さんに笑ってもらえたのでうれしいすw

セッション

初日の午後は散歩しながら LT の脳内リハしていたものでその時間帯が薄いです。

個人的には「はてなのイマドキの開発フロー」「Recommendations using Perl」「Fighting Legacy Perl」「How to use the SPDY, HTTP/2.0」あたりが思い入れがあります。
「はてなのイマドキの開発フロー」はちょうど自社のウェブサービス側の SCM を git にして GitHub 中心の開発フローに切り替えている最中でブランチ管理部分は試行錯誤しながら手探りでベストプラクティスを探しているので参考になりました。
「Recommendations using Perl」は自分でサービスを作り始めていてこういった分析を入れたかったので参考になりました。
「Fighting Legacy Perl」は自社のウェブサービスが Apache 1.3/mod_perl なところがあって Apache::Request 使っているところがあって PSGI 化したいと思っていたのでラッパークラス作る点とか道のりについて参考になりました。
「How to use the SPDY, HTTP/2.0」は去年の YAPC の頃、 Plack が SPDY しゃべるようにしたくていろいろと調査実装をしていたのでいろいろと思い出しました。SPDY な Plack サーバを作ろうと思ったら当時の Protocol::SPDY はプロトコルのリファレンスみたいな感じで実際にはサーバの実装は自分で作らなくちゃいけなくて SSL をほげほげしたり大変でした。そしたら今年のはじめに Arriba というサーバ実装が出てきてこれは Net::SPDY という SPDY をしゃべるモジュールを PSGI 化したもので、「そうそうこれを作りたかった」と思って SPDY の実装を作るのをやめたのでした。このあたりの Perl と SPDY の話は次回にまたエントリを書きます。それを書かないといけないなーと思っていたので。

まとめ

@941 さんと @lestrrat さんのコンビは今年で終わりだそうで本当にお疲れ様でした。同じ時期にスタッフとしてかかわったりスポンサーとしてかかわったりできたのはラッキーでした。ここ何年か毎年そう言ってたので退くのは残念だけど彼らの考えもわかるので拍手で送りたいです。この場を借りて御礼申し上げます。いろいろとありがとうございました。(@lestrratさんが「今年で終わりです」って言った後、miyagawaさんが「えー」って言ってたのが聞こえたよー。)

そんなこともあるからか今年は次のステージへのターニングポイントという気がしてなりませんでした。セッションも Perl に限らずあらゆる言語が出ていて、テーマの通り「エンジニアのエンジニアによるエンジニアのためのお祭り」だったな。Perl は Glue Language と呼ばれています。文字通り、glue な部分が出ていたなと感じたのは GruntPhantomJS が冠されたセッションがあったこともそう思わせるのかもしれません。MVC な構成の中で DB と UI を gluing (接着)しているのが Perl だったりするけども Perl がある前提での表や裏が強調されてきている印象でした。
開発プロセスに着目して Git の話題も結構ありました。これも Perl を強調することよりも Perl の実装がある前提での話だったりします。
Perl6PerlMotion, p2 など未来の Perl も垣間見えました。(livedoor Blog が次の10年戦えるようになったとかもね。)
新しい何かが出てくるのは今はじまったことではなくて2年周期くらいで何かトレンドがあったと思うけど今年いろいろな側面が顕著になった印象です。トラックが増えて新しい人が発表できたというのもあると思うので今まで見えなかった何かが見えるようになったのかもしれないですね。
また Perl 入学式の参加者も多かったようで Perl を学習したい人も増えてきている。新しいものがどんどん生まれてきてる。これからがほんと楽しみです!
もし次回東北開催が実現するなら高校生の修学旅行以来の東北なので楽しみです。んだっちゃだれ~!

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おまけ

LT をした @barimi さんが厚木市出身だそうですね。ぼくも厚木なので Atsugi.pm を作るか。。。いや神奈川ということで Yokohama.pm でよさそうなのでこんどお邪魔したいと思います。

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