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06 January 2005

Linus Torvalds: A Solaris skeptic

トーバルズ、Solarisを斬る - CNET Japan

--Solarisがオープンソースになったら、コードを見てみますか。
たぶん見ないでしょう。敵意からではありません。単に時間も興味もないからです。Linuxが超えようとしているのは「他のソフトウェア」ではなく、常に自分自身です。ですから、Solarisをいじくりまわす理由は特にない。Solarisに特筆すべき点があるなら、誰かが喜んで教えてくれるでしょう。

今日、Sunのオープンソース化について書いたけれども、トーバルズもそういう視点ですね。同感。
新しいこと、変わったことがしたいという理由で、ゼロから新しいもの、変わったものを作ろうとするのは、私にいわせれば愚の骨頂であり、思い上がりです。Linuxが目覚ましい成果を上げているのは、細事にこだわり大事を逸する愚を犯していないからです。しかし、この穴に陥るプロジェクトのいかに多いことか。NIHシンドロームは病です(編集部注:NIHはNot Invented Hereの略。NIHシンドロームとは他所で開発された技術を嫌い、自社の研究成果にこだわる考え方のこと)。

これははてなの伊藤直也さんもおっしゃっていましたけど、私も共感したのでメモ。私は音楽をやっていたので、とてもよく分かりますし、これはこれからのソフトウェア産業における発想とも同じだと思っています。音楽で言うところのリミックスですね。サンプリングの切り貼り感覚。これで特許や著作権など権利関係がかかわることもあるかもしれませんが、基本的には自分色々と模索した中で出会ったものたちを、自分というフィルタを通して、表現するからそれは自分のものであると考えてよいと思っています。ただし、これまで出会ったものたちには敬意を表することが重要であり、また自分も同じようにされることを認識すべきです。こうして高めあっていくことこそが発展につながると思います。私はそういう生き方です。

商用デスクトップについて追記しておこうと思う。

商用デスクトップに関して、
ユーザー側がそれに切り替えるための心の準備ができていないのです。
という意見はよく分かります。しかし、
人々がDOS(後にはWindows)を身近に感じるようになったのは商用製品によるところが大きい。
という点についてはあまり同意できないかな。確かにユーザ(特に法人ユーザ)はサポート面を気にして商用ということを意識していると思います。でも、Windowsに対してこれまでどれだけのサポートを依頼しているでしょうか?さらに、PCは家電製品と比較されますが、家電製品に対するサポートはいかがでしょうか?いずれもサポートの利用はさほど多くないか、マニュアルに記載されていることでしょう。詰まるところ、ユーザがマニュアルを見なくても直感で理解できるユーザ・インターフェースの提供が最も重要なことであり、WindowsやMacOSとは全く異なる、しかし直感的に理解できるユーザ・インターフェースの出現を模索すべきでしょうね。それこそパラダイム・シフトが起きます。そういえば、先日友人とユーザ・インターフェースが最も優れているのはゲームであることは10年以上言われているけどまだPCは追いつかないねという話になりました。

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