YAPC::Asia Tokyo 2010 #yapcasia
YAPC::Asia Tokyo 2010 に行ってきました。昨年と同様に今年も発表させていただきました。発表内容は以前もお知らせしましたように「テンプレートエンジンの移行」についてお話させていただきました。スライドは slideshare にアップロードしました。
私の発表は最初にトークを応募したときにもっともはてなスターがついていませんでしたので reject されるかヒヤヒヤしていましたがなんとか accept していただいて、とはいえ裏番組が id:lyokato さんだからガラガラかなーと思っていましたが、多くの方にお越しいただいてとてもうれしかったです。私のトークは不思議とご質問をいただくことが多く、今年も4,5つほどいただきました。隙だらけのトークで申し訳ない気持ちもありますが、逆に皆さんのご興味を持っていただいたのかと良い方向に考えてこれからも精進していきたいと思います。私のトーク終了後には id:onishi さんからはてなでのご経験をお話していただいて「どこの会社でも同じような経験をされているんだな」と思いました。こういう場で技術者としての情報交換ができるのは本当に技術者冥利に尽きます。私のトーク後の Twitter での反応も割と良い感じで、一瞬 Macbook を夢見ました :) お越しいただいた皆様には改めて御礼申し上げます。
一昨年はボランティアスタッフとして、昨年はボランティアスタッフとスピーカーとして、今年はスピーカーとして YAPC::Asia に参加しています。今年はボランティアスタッフでないので、運営の皆様のことも様子を見ながら参加しました。前夜祭の前に行われる準備はあんまりにも気になって、私は現場に行ってしまいました。しかしその心配は必要ありませんでした。開催期間中 @941 さん、牧さん、東工大のスタッフ、ボランティアスタッフ、総勢で30名近い皆さんのお力があって、とてもスムーズに運営されていたと思います。昨年、一昨年と私の記憶ではとてもバタバタしていた印象がありましたが、今年はとても手際が良かったです。すばらしいですね。文字通りボランティアスタッフはボランティアで、自分のしたいことを抑えてイベントの進行を助けます。だから見たいトークがあっても見られないこともあります。でも YAPC::Asia が好きで、Perl のコミュニティが好きで、皆さんに満足していただきたい、成功させたい、だからこそサポートできます。今年のスタッフは自分たちも楽しみながらサポートしてくれていたように見えました。本当にすばらしかったです。本当にありがとうございました!今年は精神的にボランティアスタッフを申し込む余裕がありませんでしたが、来年は再び裏側から YAPC::Asia をサポートしたいと思います。
というわけで、今年は自由に会場を行き来して様々なトークを見ました。
- Welcome Speech
- That Goes Without Saying (or Does It?)
- CloudForecastの紹介
- How to test scraping
- ソーシャルアプリ向けシステム監視運用の勘所
- Studying HTTP with Perl
- 非同期タスクの通知処理 with Tatsumaki
- Writing prefork job workers / servers
- Lightning Talks Day One
- 懇親会 | Social
- How Xslate Works
- Ajax Application Testing
- Perl5 is Alive!
- kamaitachiによるマルチメディアサイトの構築
- ある連載の舞台裏 - History tells us ...
- perl-casual特別企画 PMグループディスカッション
- Inside LLEval
- Inside mbga platform
- Lightning Talks Day Two
- Keynote
- Closing
おお。列挙するとすごいなあ。Guest Speakers のトークは本当によかった。拍手の長さもすごい。アメリカだったらスタンディングですね。(たぶん会場のみんなはPC持ってるから立てない><) charsbar さんの対訳もすばらしかった。毎年海外スピーカーの対訳を charsbar さんが有志でやっていただいてるのですが、できれば私も手伝えるだろうかと思いましたが、あのクオリティはすばらしいですね。個人的に強く興味を持ったのは CloudForecast と JSTAPd です。いずれ試してみようと思います。そして、LTはすごかったですね。たぶん YAPC::Asia においては本編でトークすることよりも LT でどれだけ盛り上がることをいえるかの方が難易度が高い!またこのLTで爆笑できるのは技術者だからこそ。ほんと Perl のコミュニティはすげえよ。来年はさらに敷居が高くなったのは間違いないです。
さて、そんなこんなで本当に楽しくて、今もなお興奮していて、今年の YAPC::Asia はこれまででもっとも楽しかったです。来年は今年以上に盛り上がるイベントにしたいです。他の言語のイベントはこうだけどああだけどとか聞くけど、そんなの関係ない。YAPC::Asia に来てごらん。「プログラマでよかった!」って本当に思える場所だよ。来年もお会いしましょう!
最後に今年の YAPC::Asia の僕のお宝を紹介します。ありがとう、Larry, Jesse and Tatsuhiko!!
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